保育園義務教育化|古市憲寿~社会を生きるすべての方に読んでほしい本

 

よく、ワイドショーなどで見かけることもある

古市憲寿さん

の書いた本です。

この方、奇抜な意見を言い過ぎているときもあるけど、だからこそこの方の話は面白いですよね。

 

保育園義務教育化

 

 

なかなかの奇抜な提案ですよね(笑)

でも、この本は読み進めていくと日本社会の母親に対する責任の押し付けなど、母親を生きにくくしてしまう世の中なんだなと深く考えさせられる内容なんです。

母親、父親、若い人、高齢者、政治家、などなど多くの人に一度は読んでもらいたいと思った本です。

なんといってもこの本、第1章の最初の言葉がとっても重いんです。

その言葉が、

「親が人間だって何歳の時に気づきましたか?」

この質問に対して皆さんはどう感じるでしょうか。

この質問にたじろいでしまう人もいるかもしれない。

僕がこの質問を見たときもたじろいだ。

特に「お母さん」という存在に対してだ。

僕は母親も僕と「同じ人間」だと思っていただろうか。

そもそも親を人間とかどうかなんて考えたことがあっただろうか。

「母親だって人間だって思っているよ」

という人も、この本を読み終えた後でもそう言えるだろうか

この本は言う。

「親も人間であり、機嫌のいい時も機嫌の悪い時もある。子供を叱ったりほめたりする理由にもきっちりとした基準があるわけでもない。子育てが嫌になるときもある。しかし、同じ人間であるはずの母親も「お母さん」という名前が与えられたとたん、超人のような存在として錯覚される」

母親に頼めばなんでもやってもらえると錯覚していたのだ。

そして次の言葉には、日本社会の子供を持つ母親に対する、周りの責任の押し付けにとても共感する。

さらに、世間の人は「お母さん」に「人間」以上の規律が課される。

「電車にベビーカーで乗れば白い目で見られ、新幹線や飛行機で子供が泣けば嫌がられ、仕事を頑張れば「子供がかわいそう」といわれ、子供を預けて旅行にでも行こうものなら鬼畜扱いされる」

「誰もが普通に行うことなのに、「お母さん」が同じことをすると、世間の反応はまるで違う。

「お父さん」であればこうはならないのに」

「この国の多くの人は「お母さん」「人間」であることに未だに気づいていないせいなのかもしれない」

 

僕は、この第1章は深く心に刻まれている。

「お父さん」が少しだけ育児に参加したら「イクメン」とか言われてもてはやされてるのに、「お母さん」は少し育児に参加しないだけで、大批判される。

「お母さん」になるならそれくらいの覚悟を持てというかもしれない。

でも、もう、他人に責任を押し付ける生き方はやめようと思う。

もっと「お母さん」に寛容になり、周り全体で助け合って生きていく社会になればいいと思う。

僕自身もそう思うだけでなく、そんな素晴らしい社会になるようにこれからも行動していきたいと思う。

もっともっと一人一人が自由に生きていける日本にしていきたいですね。

 

いやー

すごく考えさせられる本でした。

もっともっとこの本については書きたいこともありますが、今回はこの辺にしておきます。

また今度書きたいと思います。

 

この本は絶対一度は読んでもらいたいです!

読み終えたら、お母さんにありがとうと言いたくなります。